早姫の自由な生き方

ダンスの先生早姫のブログ

底辺ダンサーの日々

おはようございます^^Seraです。

本日は前回の続き、専門学校を卒業して20歳にしてアテもなく、ダンスのために上京した話。

もちろんやりたい事のために上京し、新生活を送るのだから、嬉しいし、めちゃくちゃやる気満々でスタートした、はじめての一人暮らし。

しかしね、当然ホームシックになります。

バイトをかけ持ちし、レッスンに通い、慌ただしい日々を過ごしてるけど、ふとした瞬間にね。

【東京で私は1人なのだ】と感じるわけで。

家事は実は結構好きなので、大変なりに家では楽しくやってたけど、なんだか道を歩いてる時…新宿歩いてる時とか(家が新宿近くてほぼホーム)ね。そーゆー時が多かったかな

ホンマに大都会東京なんですよね。

人が多くて、騒がしくて活気があって、見たことないもの沢山あって刺激的で。

でもそれは自分のものでなくて。私はよそ者で。

なんだか言い知れぬ孤独感に襲われるのが大都会東京なんよなぁ…

とか、センチメンタルな事書いてみたけど、そんなものは慣れたら大丈夫になるんやけど(笑)

まぁ、それも経験。人間は基本的に1人なのだから、孤独だと感じること自体が幻想なのかもしらんな。考え方次第。

そんなこんなで、ひよっこ早姫ちゃんは駅前のそば屋で早朝バイトをして、渋谷のビアードパパで昼間バイトをし(これで最初の1ヶ月、爆裂に喉を潰した)、それ以外の時間はダンスレッスンに通うというなかなか過酷な日々を送ります。

ダンスレッスンだけの日、とゆーのが休日。

東京のダンススタジオにはそんな子ばっかり。

若いからこそできる体力勝負の生き方やな〜(笑)

なんせ物価も家賃も高いから、生活費だけでまずは10万円くらい。で、当然ダンスレッスン費用と貯金もしたいし余力も欲しいから18~20万円くらいは稼ぎたいよね。

そら、バイト掛け持ちせんとやってられません。早朝バイトの時給の高さは喜び。

どちらかとゆーと、私は朝型なので早朝の時給増し狙ってました(笑)やっぱり飲食店が時間的にもやりくりしやすいし、入るのも手っ取り早いし慣れてるしで、選ぶことが多かったかな。

その後、友人の紹介で入ったお店では人生はじめての夜勤をするんやけど。死にかけました(笑)

ダンスレッスンを受けてバイトする。あわよくば仕事を取るってゆースタイルのダンス界。

まさにこの世の底辺の生活をしていたひよっこダンサー早姫でした。

いやいや懐かしい。後悔はしてないよ。あの頃はやりたいことに情熱の全てを注いでいて、楽しかったから。

しかし『もうちょい頭使って生きた方がいいよ』と、当時の私にアドバイスくらいはしてあげたい。どうせ聞く耳持たんやろうけど。

まぁ、アホの周りは神様がちゃんと固めてくれているようで。アホはアホなりにスムーズに行ったりするもんよね(笑)